「好きやで。」

「・・・隊長?」

ついに頭がおかしくなったのかと、僕は隊長に近づいた・・・

悲恋輪舞曲

「だーかーら。好きw」

「はぁ。そんな冗談言ってる暇あるならおとなしく仕事して下さい。」

こんな隊長は相手にしない方が懸命だと僕はおとなしく席に戻って、仕事を再開させる。

「・・・もうどうしようもないねん。」

「えっ???」

ばふっ。。。



気づいたら隊長に覆いかぶさられていた。

「たたた隊長??/////」

「好き。」

「そそそんな冗談やめt・・・」

「冗談なんかやあらへん。    好きや。」


隊長の綺麗な紅い目が本気というコトを語っていた。


「どうしようもないねん。。。気づいたら好きやった。」

「イヅルが好きで、好きで、好きで・・・」

「どうも出来ないねん。」

息をする間もなく隊長の言葉が僕の心の糸をいとも簡単に解いていく。



「・・・愛してしまったんよ。」

僕の目の前が隊長で一杯になった・・・


「・・・っつ/////」



「・・・ありがとな。イヅル。」



ああ、隊長はズルイ人だ。
勝手に告げて、勝手に去って行く・・・


僕は隊長の「ありがとう。」の意味が分からない。




・・・外は雨が降り出した・・・(叶わないこと位知ってたんよ。)





■後書き■
まさかのBL悲恋(笑)
久しぶりのギンイヅでしたが、いかがですかね??

きっとイヅルもギンのことは好きなんですよ!!!
でもほら、色々と・・・

自分で書いてて悲しいよー。わーん。

「ありがとう。」の意味は僕も特にはきめてません。(爆)

解釈は自由にどうぞ^^^^^

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