「いつから違った・・・俺達の道は・・・」



「_俺は・・・_」









高杉×桂













「お前にはもう俺の想いは届かないのか・・・。」



甲板で煙を吹かす高杉に一人話しかける。






「ヅラァ。  俺ァただ壊すだけだ この腐った世界を。」





「・・・高杉イィ!!!・・・」






「すまねェ。 
俺ァはもう









       立ち止まれねェんだ。」












二人の間は煙だけが舞い、いつ途切れてもおかしくなかった。












「高杉・・・それは皆同じだろう。

俺も、銀時も、辰馬も、お前も・・・」






「クククッ・・・そうさなァ。」

















沈黙が二人を襲う・・・

剣も抜こうとはせず・・・

一度(ひとたび)の余韻を味わっていた。








        最期になるであろう・・・





「お前がずっと好きだった。     ヅラァ・・・」


「奇遇だな・・・     俺もだ。」







           告白を・・・            









(次にあったら高杉を斬る。クククッ・・・待ってるぜ。)

     

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